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 日本酒のあてには「塩」がおすすめ!?相性抜群の理由と美味しい塩の選び方のコツ

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日本酒のおつまみ(あて)として「塩」を合わせるということを聞いたことがありませんか?

塩!?塩がつまみになるの…?って思う方も多いと思いますが(実際筆者もそう思いました)実 はこれが相性バツグンでめちゃめちゃ美味しいんです!

実際に升酒をご注文のお客様に、あてとして塩を提供するお店もあります。

本記事では日本酒の塩がなぜ相性がいいのか、美味しくのめる合わせ方のコツを紹介していき ます。

ぜひ自宅にある日本酒とお塩で一杯飲みながら読んでみてくださいね。

日本酒について他にも記事を書いているのでよかったらこちらも合わせてご覧ください。

日本酒のあてには塩!なぜ相性がいいのか?

日本酒のあてに塩がピッタリだといわれる理由はそもそも美味しいからなんですが、なぜ美味し いと思いますか?

実は塩と合わせることで日本酒の甘味や旨味が増すといわれています。 味覚には、甘味・苦味・旨味・酸味・塩味の5種類がありますが、日本酒に唯一足りない味覚が塩 味になります。

日本酒にない「塩味」が加わることで味のバランスがよくなり美味しいと感じるようになります。

日本人は繊細な舌をもつといわれているので納得ですね。

●日本酒に塩が合う理由①:日本酒に足りない塩味で味わいアップ

前述のとおり、日本酒には塩味が足りないので塩をあてにすることで味の調和がとれ美味しいと 感じやすくなります。 日本酒に合うあてとして代表的なものが塩辛や焼き魚、枝豆、漬物などがありますがどれも塩味 の強いものです。

塩をおつまみにするなんて、と思いましたが、たしかによく考えてみれば塩辛いおつまみを好ん でいます。 日本酒単体で飲んでももちろん美味しいのですが、おつまみと合わせると絶品ですよね。

おつま みも美味しく感じるし、日本酒もより美味しくなって相乗効果になっているなと思います。 日本酒に足りない塩味をとることで日本酒全体のバランスがよくなりワンランク上の味わいを楽し むことができます。

●日本酒に塩が合う理由②:甘味と旨味を感じやすくなる

スイカに塩を振って食べたり、お汁粉に塩を入れると甘さが引き立ちます。日本酒にもこの効果 があります。 日本酒はお米から作られているのでお米本来の甘味があるのですが、塩がその甘味を引き立て てくれるのです。

●日本酒に塩が合う理由③:日本酒そのものを楽しめる

塩であれば日本酒の風味や味を損ねることなく日本酒本来の味を楽しむことができます。 おつまみのお料理ももちろん楽しみで美味しいとは思うのですが、お料理によってはパンチが強 すぎて日本酒の味の印象を薄めてしまったり、思ったより合わない…なんてこともあります。 塩であれば日本酒の味わいの邪魔をせずに、本来の風味や味を楽しむことができます。 素材の味わいを楽しみたいというときはやっぱりシンプルに塩が一番ですよね。

日本酒に合う美味しい塩の選び方

日本酒に合う美味しい塩の選び方を紹介します。

●天然塩を選ぶ

日本酒のあてにする塩は天然塩がおすすめです。お料理にも言えることですが、精製塩はツー ンとした塩味が特徴的で天然塩の方がマイルドな塩味があります。 天然の精製されていない塩はミネラルも豊富で塩本来の甘味があり、まろやかな塩味の天然塩 は日本酒によく合います。

(天然塩を見分けるポイント)

● 原材料名
● 製造工程

塩のパッケージの裏面にある成分表を確認してください。

塩の種類

一般的に市場に出回っている塩は3種類あります。
● 精製塩
● 再製加工塩
● 天然塩

精製塩とは海水をろ過して不純物を取り除いた塩のこと。実質ほぼ「塩化ナトリウム」でミネラル はほとんど取り除かれています。

値段は安いのですが、塩化ナトリウムをたくさん摂り過ぎると高血圧の原因になりますので日本 酒のあてとしては不向きです。

再製加工塩とは精製塩と天然塩の中間くらいのものです。

ちなみに代表的なのは伯方の塩! 天然塩は海水を天日干ししたり、釜で煮詰めて作られたものでミネラルも豊富です。 塩化ナトリウムの摂取は高血圧の原因になりますが、天然塩の摂取は逆に高血圧の予防になる といわれています。

日本酒のあてにするのであれば天然塩を選ぶといいでしょう。 天然塩の見分け方

原材料名

天然の塩の種類は、天日塩・岩塩・湖塩の3種類です。

このどれかを選んでください。

製造工程

平釜・天日・粉砕のものを選ぶ 天然塩は海水の水分を飛ばしただけという工程が多いのでミネラルも豊富です。

「イオン膜透過法」の記載がある場合は精製塩です。

「溶解」の記載がある場合は再生加工塩で、輸入した塩を溶かして海水のにがりを加えて乾燥さ せたものになります。

●食感を楽しみたいなら結晶タイプ

おつまみとして楽しむなら粒が大きめな結晶タイプの塩がおすすめです。 好みの塩を見つけよう! 塩はとても奥が深いです…! 製造工程はこの他にもたくさんありますし、独自で開発した製法をとっているところもあります。

塩の種類も3000以上あるといわれています。 その全てを理解するのは難しいですよね。 なので自分好みの塩を見つけるのがいいんじゃないかなと思います。 スーパーに行くだけで10種類以上の塩が置いてあると思いますし、ネットではもっと多くの塩が簡 単に手に入ります。

その中で自分がおいしいなと思う塩を探してみるのがいいかもしれません。 合わせる日本酒によってもおいしい塩は変わってくると思います。 自分好みの塩を見つけるために成分や工程にこだわりすぎず、いろいろ試してみるというのがい いでしょう。

塩を日本酒と嗜む時は 日本酒と塩を合わせるときは、塩を先に口に含んだあとに日本酒を飲むといいでしょう。

塩が口の中の体温で溶けたところに日本酒が加わることで日本酒と塩がなじみ美味しく味わうこ とができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

日本酒のあてに塩というのは意外に思われるかもしれませんがとても美味しいのでぜひ試して みてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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