最近ではコンビニやスーパーでおいしい日本酒を気軽に購入することができ、日本酒愛好家の数も増えています。
外出先や旅先でちょっと珍しい日本酒をみつけたとき、現地でしか購入できない日本酒を見つけたとき、ついつい購入して自宅でストックしているという方も多いのではないでしょうか。
1本だけなら飲み切りやすいかと思いますが、日本酒をたくさんストックしているような場合に気になるのは日本酒それぞれの賞味期限ではないでしょうか
今回は意外と知られていない日本酒の賞味期限についてみていきたいと思います。
スポンサードリンク 基本的に日本酒には賞味期限の記載がなく、代わりに製造年月日が記載されています。 日本酒は腐りづらい性質を持ったお酒なので、法律でも賞味期限の記載義務はないのです。 とはいえ、腐りづらいから永久に飲み続けられるというわけではないので、目安に従って管理するのが安心です。 日本酒の賞味期限は、開封前の状態で製造年月日から1年が目安といわれています。 ただし、開封後については製造年月日から1年未満でも早めに飲み切るようにしてください。できれば、開封後1週間以内には飲み切るようにしましょう。 未開封の場合と比べ、開封後は足が早いようにも感じますが、大きな理由は日本酒が空気に弱いところです。 日本酒は空気に触れると酸化しやすく、着色したり、風味が落ちたりと劣化しやすくなります。開封して時間が経ったから飲んではいけない、飲めなくなる、というわけではありませんが、おいしく楽しむことを重視するなら早めに飲み切るほうが良いのです。 開封後は冷蔵庫に入れて保管するようにしましょう。 日本酒の劣化を招きやすくする要因は、直射日光、高い室温、湿気。それから開封後は空気に触れることも追加されます。 日本の気候を考えると、それらの要因を避けるために最適なのは冷蔵庫です。 開封後の日本酒は冷蔵庫に入れて管理し、できるだけ早めに飲み切るようにしましょう! 開封後、1週間以内に飲み切るつもりだったのに、気づけば飲み切らないまま1週間以上経ってしまったという場合でも、飲むことには一応問題ありません(あまりにも日数が経っていたら注意が必要です) 1週間以上経っていると色や風味や劣化していて、個人の好みにもよるかもしれませんが飲みづらくなっている可能性が高いです。 しかし、そのような場合でも、捨てる必要はありません。 料理酒として使用するようにすれば、料理の味を引き立てる存在として無駄なく使用できます。 日本酒の開封後は早めに飲み切るのがベストですが、飲み切れなくても、無駄にしなくて大丈夫です。安心してください。 今回は日本酒の開封後の賞味期限について解説しました。 開封前はそれなりに目安期間が長い日本酒も、開封後の目安期間はあっという間です。日本酒は空気に触れると酸化しやすいので、おいしく飲むためには開封後早めに飲み切る必要があるのですね。 ただし、こちらはあくまでも賞味期限。飲むことがそもそもダメになる期限ではないので、よほど香りや味に違和感を覚えない限り飲むことはできます。 また、開封後にしばらく放置したことで飲みづらくなってしまったとしても、料理酒という、飲酒とは別の使い方ができます。 基本的には、日本酒をおいしく楽しむなら早めに飲み切るのがベストです。 未開封だと製造年月日から1年が目安。その期間中の飲み切りやすいタイミングで開封するようにしましょう。 晩酌に、パーティーに。 しっかり管理して、日本酒をおいしく楽しみましょう。 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。 スポンサードリンク
日本酒の開封後の賞味期限
開封後の日本酒の保管方法
開封後しばらく放置してしまったら・・・
日本酒をしっかり管理しておいしく楽しもう!