昨今の日本酒ブームで各酒造メーカーはさまざまな地酒を開発しておられます。
デザートワインのような甘くて気品のある、とろりとした日本酒。
発泡性がありスパークリングワインのような日本酒。
また、カクテルのような果実と合わせた日本酒(分類上はリキュール)
しかしながら、やはり普段の晩酌はもちろん、晴れの日の会食は慣れ親しんだ淡麗辛口が一番良いのではないでしょうか。
淡麗辛口とは一言で表すと飲み飽きしない、切れ味の良い日本酒です。
と言っても、スーパーや酒のディスカウントストアで並んである淡麗辛口の日本酒を飲んで残念に思ったことは多々あります。
思うに、日本酒ほど品質、または好みの差が激しい酒はないかもしれません。
例えば焼酎なら概ね60点から80点内に収まりそうですが、日本酒は0点から100点までありそうです。
日本酒をたくさん飲んだ方ならわかって頂けるのではないでしょうか。
今回はそんな日本酒の中3の日本酒、淡麗辛口のご紹介をしたいと思います。
-
かっこいい名前の日本酒とは?
今現在数多くの日本酒が出回っており、どれを選んでいいかわからない方は多いと思います。 みんなで集まるときや、プレゼントとしても喜ばれる日本酒。どうせならこれぞというものをあげたいですよね。 そこで今回 ...
スポンサードリンク
目次
日本酒淡麗辛口 おすすめ10選
松の司 純米吟醸 ブルーラベル
滋賀県の蔵で地元、竜王産の山田錦で作られる気品ある地酒です。
低温貯蔵させることで懐の深さがあり、幅広い料理と合わせることができます。
ほのかにりんごやメロンなどのフルーティな香りもあります。
奥播磨 山廃純米
山廃とは酒造工程の一つ山卸の工程を省くことで酵母本来の力強い酸味のある味わいになるのが特徴です。
燗にしてもすっきりとしつつも力強い万能酒で、煮物などコクのある料理と楽しむと相乗効果抜群です。
明鏡止水 純米吟醸
透明感のあるバランスの良い日本酒で、常温よりやや冷やして飲むのがおすすめです。
玄人にも好まれますが、初心者の方にも安心しておすすめできる優等生的な味です。
あっさりとしたお鍋料理と合わせるのがおすすめです。
酔鯨 山田錦 純米
上品な香りと幅のある旨味で飲み飽きしない後味が特徴です。
山田錦の特徴を活かした香りは食前酒としても食中酒としても楽しめます。
白身の刺身は間違いないのですが、肉料理なんかにも合い守備範囲は広いです。
東洋美人 原点
災害によって蔵が半壊してしまったのですが、多くのファンや全国の蔵の助けもあり執念で酒造りを続けました。
原点はそんな奇跡の一本です。
スッキリした味わいで白身の刺身と頂くのがおすすめです。
初亀 べっぴん辛辛
日本酒度が+10もある辛口酒ですが、口当たりは柔らかく、後味はスッキリとしています。
心地よい香りと飲み飽きしない辛口で飲めば飲むほど楽しめます。
炊きもの料理や漬け物が良く合います。
醸し人九平次 純米吟醸 火と月の間に
醸し人九平次は辛口でありながらもフルーティでワイングラスで飲みたくなるような日本酒です。
この「火と月の間に」はさまざまな温度帯で楽しめるお酒で燗でもまた違った姿を楽しめます。
通常の九平次はフォアグラや白身のソテーなどが洋風が合うのですが、この「火と月の間に」は肉じゃがやすき焼きなど和風の方が合う印象です。
磯自慢 純米吟醸 生原酒
フルーティな香りで日本酒に悪いイメージを持っておられる方は是非、磯自慢を飲んでもらいたい、考えを改めて頂きたい、
そう言い切れるほどの実力酒。
この純米吟醸も優雅で気品あふれる日本酒です。
海の幸も合いますが、一番のおすすめはうなぎの白焼きです。
土佐しらぎく 山田錦
少量生産の為、入手困難な一本であるのですが、味わいは先進的でありながらも嫌味は全くなくコアなファンの多い銘柄です。
バランスも良く食中酒としても非常に優秀です。
ジビエ料理なんかも挑戦したくなる一本です。
風の森 山田錦 純米吟醸
少しイレギュラーですが面白い淡麗辛口です。
微発泡で心地よいガス感が特徴ですが食中酒としてもおすすめです。
無濾過無加水で米や米麹の味を楽しめます。
焼肉ならスッキリさせてくれますし、刺身なら魚の旨味を引き立ててくれます。
一応10本だけ選びましたがまだまだおすすめしたい日本酒はたくさんあります。
日本酒を選ぶのは最初は難しいかもしれませんが慣れてくると、ある程度の予想ができてきます。
もちろん毎回新たな発見があるのでワクワクしながら選んでいますが。
スポンサードリンク
日本酒の選び方
とりあえず最初は信頼できるお店を選ぶことです。
ポイントとしては品質管理がきちんとしていることです。
冷蔵庫で保管しているか、直射日光が当たらないか、商品は回転しているかなど。
それと店員さんの商品知識も重要要素です。
お酒一本一本に対して情熱的に説明してくれるお店なら間違いないと言っていいでしょう。
あと、できればですが一升瓶での購入をおすすめします。
お酒の弱い方や、とりあえず試したい場合などあると思いますが、味を楽しむのには一升ほど飲まないとわからない部分があるからです。
高品質の日本酒の淡麗辛口をたくさん飲んでいくと料理との相性で色んな表情を見せてくれる地酒達をもっと好きになると思います。
また、酒好きの仲間との酒談義もとても楽しいものです。
今回おすすめした10選は本当にどれもおすすめなので是非、手に取って飲んで頂きたいです。
長々とうんちくをてしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
スポンサードリンク
おすすめ記事
- 1
-
大吟醸はこんなにおいしい!安いおすすめな銘柄は?
最近は、日本酒離れと言われていて、若い人が日本酒を飲まなくなったと言われています。 しかし、日本はやはり米を食べる食生活で、美味しいお米どころはたくさんあります。お米の嫌いな人はいないと思うし、きっと ...
- 2
-
失敗しない上司に贈る日本酒のおすすめ!贈るポイントはこれ!
お中元やお歳暮・お世話になった上司の方へのご挨拶に、日本酒を送ってみませんか。 仕事帰りに赤提灯の灯った居酒屋へ通うのが大好きな上司なら、あなたが選んだ日本酒をとても喜んでくれるはずです。 けれども相 ...
- 3
-
日本酒おつまみお取り寄せランキングベスト10!
日本酒は米が原料として使われていることから、刺身や焼き魚、干物や漬物など、やはり和食のおつまみの方がよく合います。 また、日本酒は熱燗しても、冷やしても飲める世界では珍しいお酒で、その幅広い飲み方に特 ...
- 4
-
何が違う?日本酒8種類とその特徴とは?
日本酒は日本の伝統的なアルコール飲料で原料はお米とお水と酵母、それと醸造用アルコールです。 製法はお米と酵母とお米で作った米麹とお水を加えアルコール発酵させるという方法で、焼酎などの蒸留酒に対し醸造酒 ...